宋人に田を耕す者有り
因りて其の耡を釈てて
兔は復た得べからずし
今、先王之政(まつり
皆之株(くいぜ)を守
意味はこんなかんじでしょうか。
↓
兎が木の切り株にぶつ
仕事を投げうって切り
↓
もう一度同じことがおこらないかな~と待っていても仕方がないといいましょうか、かえって良くないかも~。
間違っていても起こらないで下さいネ。
自分なりの解釈で、自分の気づくところがあれば、それが一番良いのかなと(笑)
それから、この話を基にした北原白秋の歌をのせますので、知っている方は歌ってみてください。
まちぼうけ、まちぼう
あるひ、せっせこ、
そこへうさぎが飛ん
ころり、ころげた
木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼう
しめた、これから寝
まてばえものはかけ
うさぎぶつかれ、
木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼう
昨日鍬とり、畑仕事
今日は頬づえ、日向
うまい切り株、
木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼう
今日は今日はでまち
明日は明日はで森の
うさぎ待ち待ち、
木のねっこ。
まちぼうけ、まちぼう
もとは涼しいキビ畑
今は荒れ野の箒草。
寒い北風、
木のねっこ。