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うさぎと切り株の逸話

宋人に田を耕す者有り。田中に株有り。兎走りて株に触れ、頚を折りて死す。
因りて其の耡を釈てて株を守り、復た兔を得んと翼(ねが)う。
兔は復た得べからずして、身は宋国の笑いと為れり。
今、先王之政(まつりごと)を以って、当世之民を治めんと欲っするは、
皆之株(くいぜ)を守るの類(たぐい)也。

意味はこんなかんじでしょうか。

兎が木の切り株にぶつかって死んだのを見た男が、もう一度兎が来てぶつからないかと、
仕事を投げうって切り株を見守っていたため、国中の笑い者になった話。

もう一度同じことがおこらないかな~と待っていても仕方がないといいましょうか、かえって良くないかも~。


間違っていても起こらないで下さいネ。

自分なりの解釈で、自分の気づくところがあれば、それが一番良いのかなと(笑)


それから、この話を基にした北原白秋の歌をのせますので、知っている方は歌ってみてください。

まちぼうけ、まちぼうけ。
 あるひ、せっせこ、野良かせぎ、
 そこへうさぎが飛んで出て、
 ころり、ころげた
 木のねっこ。 
 
まちぼうけ、まちぼうけ。
 しめた、これから寝てまとうか、
 まてばえものはかけてくる。
 うさぎぶつかれ、
 木のねっこ。 
 
まちぼうけ、まちぼうけ。
 昨日鍬とり、畑仕事
 今日は頬づえ、日向ぼこ。
 うまい切り株、
 木のねっこ。 
 
まちぼうけ、まちぼうけ。
 今日は今日はでまちぼうけ、
 明日は明日はで森のそと、
 うさぎ待ち待ち、
 木のねっこ。 
 
まちぼうけ、まちぼうけ。
 もとは涼しいキビ畑
 今は荒れ野の箒草。
 寒い北風、
 木のねっこ。



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うさぎと切り株の逸話 | Comments(0) | TrackBack() | うさぎの逸話

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